フリスク工作 『フリスクオルゴール』
ジャンク箱の底から発掘した14mmx15mmの小さな基板。1989年秋月電子のサインが入った添付の資料によればビートルズ4曲フルコーラスメドレーのオルゴールモジュールのようです。これは贅沢ですね。せっかくなので使ってあげましょう。
ケースはフリスクケースとします。電源は1.5VなのでLR44でいいでしょう。スタートスイッチはケースに穴を開けて取り付けるのが手っ取り早いですが、芸がないので蓋を開けるとスタートするようにしましょう。さてどんなからくりにしましょうか。小型で軽い力で動作する既製品のスイッチがあればいいのですが手持ちにそんな都合のいいものはありません。ピアノ線やバネ板を精度良く細工するのも面倒です。というわけでリードスイッチを使うことにしました。これなら位置を合わせて磁石を蓋に付けるだけですみます。電池ホルダーは手持ちのものを使おうと思ったら高さがケースに収まらなかったので、勢いで10個5ドルのものをAliExpressで注文してしまいました。バカですね。
製作はユニバーサル基板を適当に切ってランド面を上にして、モジュールとリードスイッチをハンダ付け。電池ホルダーはハンダ付けだけでは電池を押さえる力に負けてしまうので基板の裏から小さなネジで止めます。基板と圧電振動子をケースに貼り付け、蓋に小さな磁石を貼り付けて完成です。まあたいした工作ではないですね。
そんなわけで、行き当たりばったりですがほぼ予定どおりのものができました。さりげなく置いておいて蓋を開けた人の反応を見たいところです。ところで前から疑問に思っているのですけど、こういったメロディーモジュールやメロディーICの著作権ってどうなっているのでしょうか?
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